法規制の順守

1.製品における法規制の遵守

製品に係る化学物質の規制は現在世界各国で施行され、また制定されようとしています。 EU RoHS指令対象物質に関し、現在の規制対象6物質(Pb、Hg、Cd、Cr6+、PBB、PBDE)に加えて、フタル酸エステル4物質(DEHP、BBP、DBP、DIBP)が追加されました(2019年7月22日)。当社では、このような動きに対応し、フタル酸エステル4物質の代替化をすでに完了しています。
今後も、国内外の製品含有化学物質に関する政策・規制の最新動向を常に収集し、各種法規制の対象となりうる化学物質の代替化を推進していくとともに、必要に応じて当社の定める「調達禁止物質」「調達管理物質」を見直すなど、当社のグリーン調達ガイドラインへの反映を行っていきます。

当社グループの製品含有化学物質管理に関わる法規制等

  • 国内法規制等:化審法、化管法、等
  • 海外法規制等:各国RoHS関連規制、WEEE指令、欧州ELV指令、REACH規則、ErP指令、米国TSCA、等
  • その他:顧客要求、等

2.モノづくりにおける法規制の遵守

大気・水域への環境負荷排出などについて、法律の規制よりも厳しい自主管理値を設定し、拠点ごとに順守しています。2022年度も、環境法令に関する不具合はありませんでした。引き続き、法令順守、リスク管理の徹底を、全従業員で図ってまいります。

当社グループのモノづくりに関わる法規制等

  • オゾン層保護法、化審法、水質汚濁防止法、各種条例、等