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高性能マイクロプロセッサ「ARM Cortex-A53」のライセンス契約締結について

2015年7月30日

当社は、このたび、英ARM社の高性能マイクロプロセッサ「ARM® Cortex®-A53」に関するライセンスを取得する契約を同社と締結しました。
 

Cortex-A53プロセッサは、「ARMv8」アーキテクチャに対応した最も電力効率の良いプロセッサで、32ビットと64ビットのコードをシームレスにサポートすることができます。

今後、本プロセッサを使って、電力効率と性能のバランスの良さを備えた64ビット対応のアプリケーションプロセッサ「ApP Lite™」などのASSP[1]、FFSA™[2]やASIC[3]といったカスタム製品を産業機器、ネットワーク、車載およびストレージ市場に向け開発していく計画です。
 

近年、産業市場においては、取り扱うデータ量の大容量化に伴い、64ビット化の要求、メモリ訂正(ECC)機能による高信頼性の確保が求められています。ネットワーク市場においても、膨大なデータ処理や暗号処理を行うために、高速かつ低消費電力動作、リアルタイム性能やマルチクラスタ化[4]のニーズが高まっています。また、IoT製品の電力効率の追求、ストレージの大容量化に伴うメモリアドレス空間の拡張など、マイクロプロセッサへのさまざまなニーズが高まっています。当社は、それぞれの市場ニーズに対応した製品の開発を推進していきます。

また、本プロセッサを使用することにより、車載市場向けの機能安全規格「ISO26262」に対応した、より高機能・高性能なシステムを早期に構築し、次世代の自動車に求められるソリューションの提供に取り組んでいきます。
 

Cortex-A53プロセッサは、8段のパイプライン[5]を有し、命令フェッチ・データアクセス[6]を強化しています。マルチメディア処理に最適なARM NEON™テクノロジーに加えて、AES[7]やSHA[8]などの暗号処理を加速させるアーキテクチャ拡張も行っています。
 

当社のARMポートフォーリオにCortex-A53プロセッサを加えることで当社が持つ幅広い製品群を拡充させ、製品競争力を高めていきます。

当社は、今後も最適なARMプロセッサコアを導入し、顧客の要望に幅広く対応し、半導体事業のさらなる強化を図っていきます。
 

[1]ASSP : Application Specific Standard Product、特定用途向け汎用IC

[2]FFSA™: Fit Fast Structured Array、当社独自のASIC/ASSP製品群

[3]ASIC : Application Specific Integrated Circuit、特定用途向けカスタムIC

[4]マルチクラスタ:複数のプロセッサアーキテクチャを持つシステム

[5]パイプライン:命令読み込み/解釈/実行/命令書き込みなどのハードウェアリソースを複数の処理に分けること

[6]命令フェッチ・データアクセス:命令読み込み・データ読み込み/書き込み

[7]AES : Advanced Encryption Standard、暗号化方式の一種。

[8]SHA : Secure Hash Algorithm、暗号化方式の一種。

※ARM、CortexおよびNEONは、ARM Limited(またはその子会社)のEUまたはその他の国における登録商標または商標です。FFSAおよびApP Liteは、株式会社東芝の商標です。その他の会社名および製品名は、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

お客様からの製品に関するお問い合わせ先:

ロジックLSI営業推進担当 Tel: 044-548-2110

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