中国サンダーソフト社製汎用MCUボードにArm® Cortex®-Mコア搭載マイコンを提供開始

2019年2月21日

東芝デバイス&ストレージ株式会社

サンダーソフト社製汎用MCUボード

当社は、このたび、スマートデバイス等の回路設計、製造、プラットフォーム開発を手がける中国サンダーソフト(Thundersoft)社製汎用MCUボード向けに、当社製マイコン「TMPM3HQFDFG」の提供を開始します。

「TMPM3HQFDFG」は、民生・産業機器向けに開発したArm® Cortex®-Mコア搭載マイコンTXZ™ファミリー「M3Hグループ」の製品です。

近年、マイコンボードに市販の各種機能ボードを組み合わせることで、迅速にシステム開発(プロトタイピング)を行う開発手法が拡がっています。TXZファミリーマイコンを搭載したサンダーソフト社製汎用MCUボードは、Arm Mbed™ OSに対応しており、英Arm社が無償で提供するオンラインコンパイラなどの開発環境を使用することで、汎用MCUボード導入後すぐにプログラム開発を始めることが可能です。

また、業界で広く用いられているArduino互換コネクタ、およびSeeedGroveコネクタを備えており、市販の各種シールド(機能ボード)やセンサを接続した迅速なシステム開発(プロトタイピング)を行うことができます。

なお、サンダーソフト社製汎用MCUボードは、中国国内では通販サイト「Taobao」から、その他地域向けには、サンダーソフト社Webサイトから今月より販売開始を予定しています。

当社は、今後もより幅広い顧客の製品開発を後押しするとともに、そこで得られる多様なニーズを商品企画に反映することで半導体ビジネスを加速していきます。

サンダーソフト社製汎用MCUボードの主な特長

  1.  グローバルスタンダードのArm Cortex-M3コアを採用し、豊富な周辺回路を搭載することで汎用性を高めたマイコン「TMPM3HQFDFG」を搭載。
  2.  Arduino互換コネクタ、およびSeeedGroveコネクタを備え、高い拡張性を確保。
  3.  Mbed対応により、Arm社提供の開発環境が使用可能。

TMPM3HQFDFGのさらに詳しい仕様については下記ページをご参照ください。

サンダーソフト社製汎用MCUボードについては下記ページをご参照ください。

Mbedについての詳細は、Arm社Mbedウエブサイトをご覧ください。

※Arm、Cortex、Mbedは米国及び/あるいはその他の国におけるArm Limited(またはその子会社)の登録商標あるいは商標です。

※TXZは、東芝デバイス&ストレージ株式会社の商標です。

※その他の社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

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