監視カメラは、防犯やセキュリティーの観点から長きにわたり単に画像の撮影から保管のみを行うものでした。しかしながら社会環境の変化から、公安・防災・安全などへと目的・用途を拡大し、それに合わせてインターネット接続を通して常時監視したり、画像解析技術を駆使した防犯などが広がりを見せてきています。インターネットや高速大容量通信の拡大や画像処理技術の飛躍的発展に伴い、アナログカメラからIPカメラ(ネットワークカメラ)へ移行が進み、HD録画での保管や転送が可能になり、普及に伴うコストの低下で急速に拡大しています。高機能化した監視カメラで特に課題になるのは電源マネージメントと信号品質です。当社の最新プロセスを用いたMOSFETや高機能、高性能なパワーマネージメントICを使用することで、様々な機能を高機能LSIで効率的に動作させるための電源マネージメントを実現します。電源ラインの異常から内部回路を保護するためのTVSダイオード(ESD保護ダイオード)や eFuse ICなどをラインアップしています。