設計・開発段階での環境配慮

世界各国で環境に関わる法規制が施行され、また電子機器の省エネ化が要請される中、半導体・ストレージ製品、部品もそれらへの対応が求められています。製品設計・開発段階、資材調達段階から省エネと製品に含有する化学物質の管理に取り組み、環境に配慮した製品を創出しています。

製品に使用する原材料や部品に含有される化学物質の状況を確認し、制限物質を使用しない材料選定や、環境負荷の小さい技術開発、製品の設計・開発を推進しています。また、製品環境アセスメントを実施し、製品に関連する法令や各種規制への適合を確認しています。

製品パッケージを小型化、軽量化して原材料の使用量を減らすことで、当社製品を搭載したあらゆる電気機器の小型化、省資源化にも貢献します。

パワー半導体のON抵抗を低くして電力損失を低減し、製品使用時の消費電力を下げるなどの低消費電力化設計を実現します。
また、SiC（シリコンカーバイド）やGaN（ガリウムナイトライド）といった化合物半導体で従来のシリコンデバイスの性能限界を大幅に超えるデバイスの開発も進めています。

設計・開発の段階から高効率な量産体系の構築をしています。製造時の工程数を減らすことで電力消費量を削減しています。