生物多様性保全活動

当社グループは「気候変動への対応」「循環経済への対応」「生態系への配慮」の3分野での取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目標としています。生物多様性保全活動を「生態系への配慮」の重要な活動項目としてとらえ、地域に密着したさまざまな保全活動を推進し、生態系の回復・維持に貢献していきます。

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フジバカマ (兵庫県絶滅危惧種Aランク)、カワバタモロコ (兵庫県絶滅危惧種Aランク) の保護

東芝デバイス&ストレージ  (株) 姫路半導体工場

2013年度よりフジバカマとカワバタモロコを保護しています。
フジバカマは、本州中部、四国、九州に分布するキク科の多年草で、構内で保護しているフジバカマも9月頃に淡紅紫色の花を咲かせています。
カワバタモロコは、本州西部、四国北部、九州北西部に分布するコイ科の魚で、繁殖期には雄の体が綺麗な金色になります。構内の丸池で保護しているカワバタモロコについては定期的な個体数調査を行い、状況把握と個体数の維持に努めています。

これは、構内で開花した、フジバカマの画像です。
構内で開花した、フジバカマ
これは、丸池で保護しているカワバタモロコの画像です。
丸池で保護しているカワバタモロコ

生態系ネットワーク構築と気候変動への対応に貢献する「加賀東芝の森」整備活動

加賀東芝エレクトロニクス (株) 

海の生物調査と海岸の清掃活動実施

豊前東芝エレクトロニクス (株) 

貴重な自然が残る周防灘の干潟が身近にあることから、近隣小学校の生徒とともに海の生物調査や海洋プラスチック問題の学習など、海の生物多様性に貢献する活動を実施しています。また、宇島港に漂流した海洋プラスチックごみを含むごみの回収活動を行政との連携の上で実施しています。

これは、近隣小学校との海の生物調査の画像です。
近隣小学校との海の生物調査
これは、宇島港でのごみ回収作業 (行政連携) の画像です。
宇島港でのごみ回収作業 (行政連携)
これは、ゴミ回収作業後の集合写真 (行政連携) の画像です。
ゴミ回収作業後の集合写真 (行政連携)

兵庫県花 (野路菊) およびウマノスズクサの栽培

姫路東芝電子部品 (株) 

兵庫県花であり兵庫県準絶滅危惧種のCランクに指定されている野路菊を構内で保存・栽培しています。また、姫路市蝶であるジャコウアゲハの幼虫が食するウマノスズクサを構内で栽培することで、ジャコウアゲハの呼び込みを実施しています。

これは、従業員による新しいウマノスズクサの苗木植栽風景の画像です。
従業員による新しいウマノスズクサの苗木植栽風景
これは、新しく植栽した野路菊の画像です。
新しく植栽した野路菊
これは、新しく植栽したウマノスズクサの画像です。
新しく植栽したウマノスズクサ

全部門参加による希少植物の保護活動、飛来生物の呼び込みによる生態系ネットワークの構築

 (株) ジャパンセミコンダクター本社・岩手事業所

希少植物としてサクラソウ、クリンソウ、ニッコウキスゲ、オカトラノオの苗を植栽し、繁殖を行っています。また、国蝶オオムラサキの呼び込みを狙い、幼虫の食樹となるエゾエノキの苗木も花壇内に植樹しています。
この他、北上市主催の「花いっぱい運動」への参画として「花咲く 道しるべPJを発足し、サルビアやマリーゴールドなども植栽しています。

これは、希少植物花壇の画像です。
希少植物花壇
これは、「花咲く道しるべプロジェクト」花壇の画像です。
「花咲く道しるべプロジェクト」花壇

希少植物クゲヌマランの保存

 (株) ニューフレアテクノロジー

構内で希少植物クゲヌマランが継続的に自生できるように、雑草除去などのメンテナンスを定期的に実施しています。

これは、構内生息保護のクゲヌマランの画像です。
構内生息保護のクゲヌマラン

チェックダム建設と植樹プロジェクト

東芝セミコンダクタ・タイ社

プラチンブリー県カオエト滝森林公園にて、地域のコミュニティと連携し、2023年度からチェックダムの建設、ナンバンサカイチ、ゴウシュウアオギリ、クイーンズフラワーなど植樹を実施しています、2025年7月にはチェックダム3基と計280本の植樹を実施しました。

これは、ダム整備と植樹風景の画像です。
ダム整備と植樹風景
これは、人の背丈までに成長の画像です。
人の背丈までに成長

多面的機能の維持に貢献する世界文化遺産「バナウエ棚田」の再生活動

東芝情報機器フィリピン社