高密度実装可能な新パッケージのフォトリレー発売について
2020年9月14日
東芝デバイス＆ストレージ株式会社
当社は、当社製SOPパッケージと比較し実装面積を大幅に削減した新パッケージP-SON4のフォトリレー「TLP348xシリーズ」の3品種「TLP3480」、「TLP3481」および「TLP3482」を製品化し、本日から出荷を開始します。
新製品は、当社SOPパッケージ製品と同等クラスの阻止電圧定格とオン電流定格、それぞれ30V/4.5 Aから100V/2Aをラインアップしました。
新パッケージP-SON4は、実装面積7.2mm2 (typ.)で、2.54SOP4パッケージと比べて約74%、2.54SOP6パッケージと比べて約84%小型化しました。これにより高密度実装に貢献できます。また、受光側に当社最新のMOSFETチップ[注1]を使用することで、低オン抵抗化を実現しました。
TLP3480、TLP3481、TLP3482は、オン電流定格がそれぞれ4.5A、3A、2Aと大きく、計測機器の用途で幅広く使用できます。
東芝フォトリレー新パッケージP-SON登場
応用機器
- 半導体テスター（メモリー、SoC、LSI）など
- プローブカード
- I/O インターフェースボード
新製品の主な特長
- 新パッケージの小型P-SON4: 2.1x3.4mm (typ.)、実装面積 7.2mm2 (typ.)
- オン電流定格が大きい
TLP3480: 阻止電圧定格30V、オン電流定格4.5A
TLP3481: 阻止電圧定格60V、オン電流定格3A
TLP3482: 阻止電圧定格100V、オン電流定格2A
新製品の主な仕様
(@Ta=25°C)
品番 |
||||
|---|---|---|---|---|
接点 |
1a |
|||
パッケージ |
P-SON4 |
|||
絶対最大定格 |
阻止電圧 VOFF (V) |
30 |
60 |
100 |
オン電流 ION (A) |
4.5 |
3 |
2 |
|
オン電流 (パルス) IONP (A) |
10 |
9 |
6 |
|
トリガーLED電流 IFT max (mA) |
3 |
|||
オン抵抗 RON max (mΩ) |
50 |
100 |
200 |
|
オフ電流 IOFF max (μA) |
1 |
1 |
1 |
|
端子間容量 (出力側) COFF typ. (pF) |
450 |
250 |
170 |
|
絶縁耐圧 BVS min (Vrms) |
500 |
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ターンオン時間 tON max (ms) |
5 |
5 |
3 |
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ターンオフ時間 tOFF max (ms) |
1 |
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オンラインディストリビューター在庫検索＆Web少量購入 |
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[注1] 「TLP3480」「TLP3481」「TLP3482」は、トレンチ構造のU-MOSプロセス
当社のフォトリレー製品については下記ページをご覧ください。
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TLP3480
TLP3481
TLP3482
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