平成29年 9月22日
東芝デバイス&ストレージ株式会社
当社は高周波に対応可能な業界最小実装面積[注1] のフォトリレー2品種を製品化し、本日から出荷を開始します。
新製品「TLP3475S」は、業界最小実装面積[注1] のS-VSON4パッケージを採用し、オン時の出力端子間抵抗を低く抑えました。「TLP3440S」は、S-VSON4パッケージの実装面積はそのままに、さらに薄型化を実現した新規S-VSON4Tパッケージを採用し、オフ時の出力端子間容量を低く抑えています。
両パッケージは、既存のVSON4パッケージ [注2] と比べて実装面積を22.5 %削減できます。さまざまなテスタのPE[注3] 応用に TLP3440SとTLP3475S を組み合わせて使用することで、テスタボードの小型化が可能です。
また数GHzの高周波ラインへの使用が可能となりました。さらに高温側動作温度定格を従来製品の85℃から110℃へ拡大し、より設計し易い仕様となっています。
米大手ITアドバイザリ会社ガートナー社の最新レポートにおいて、当社は2015年から2016年にかけて、売り上げベースでシェアNo.1のフォトカプラメーカーと認定されました。また、そのレポートによると、当社は2016年に販売金額ベースで市場シェア23%を獲得しました。(出典:Gartner, Inc. “Market Share: Semiconductor Devices and Applications, Worldwide, 2016” 30 March 2017)
当社は、市場動向に合わせた多様なフォトカプラ・フォトリレーの開発を推進することで、お客様のニーズに応える製品を届け続けます。
(@Ta=25℃)
[注1] 2017年9月22日現在。当社調べ。
[注2] VSON4パッケージ: 2.45×1.45×1.3mm (typ.)
[注3] ピンエレクトロニクス (PE): 各種テスタのDUTへの検査信号用スイッチ
新製品を含む当社のフォトリレー製品については下記ホームページをご覧ください。
お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
オプトデバイス営業推進部
Tel: 03-3457-3431
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