2018年 1月29日
東芝デバイス&ストレージ株式会社
当社は、メカリレーなどの誘導性負荷のドライブに適した、ドレイン-ゲート端子間にダイオードを内蔵したMOSFET「SSM6N357R」を製品化し、本日から量産、出荷を開始します。
新製品は、周辺回路として必要なプルダウン抵抗、シリーズ抵抗、ツェナーダイオードを内蔵しているため、部品の削減ができるだけでなく、実装スペースの削減にも貢献します。
さらに、新製品はデュアルタイプパッケージ(2in1)を採用しており、当社シングルタイプパッケージ品「SSM3K357R」(2.4 x 2.9 x 0.8 mm)を2個使用する場合と比較して、実装面積を42%程度低減します。
また、業界標準のTSOP6Fクラスのパッケージと3.0Vの低電圧動作およびAEC-Q101適合により、車載用途をはじめとして幅広い用途への応用が可能です。
(@Ta=25℃)
項目 | 特性 | ||
---|---|---|---|
絶対最大定格 | ドレイン・ソース間電圧 VDSS (V) |
60 | |
ゲート・ソース間電圧 VGSS (V) |
±12 | ||
ドレイン電流 ID (A) |
0.65 | ||
電気的特性 | ドレイン・ソース間オン抵抗 RDS(ON) max (mΩ) |
|VGS|=3.0V | 2400 |
|VGS|=5.0V | 1800 | ||
ゲート入力電荷量 Qg typ. (nC) |
1.5 | ||
入力容量 Ciss typ. (pF) |
43 | ||
パッケージ | 2.9mm×2.8mm; t=0.8mm |
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