「MIPI Lifetime Achievement Award」の受賞について
2019年 3月 29日
東芝デバイス＆ストレージ株式会社
モバイル機器およびモバイル関連機器のインターフェース規格を策定するMIPI® Allianceが主催する「MIPI Membership Awards」において、当社グループ従業員が、「MIPI Lifetime Achievement Award」を受賞しました。東芝グループとしては、昨年度の「MIPI Corporate Award」に続く、2回連続注１の受賞です。授賞式は3月27日（現地時間）にカナダ・モントリオールで行われました。
「MIPI Membership Awards」は、MIPI Allianceが年に一度、同団体の活動に貢献した企業や個人を表彰するものです。今回受賞した「MIPI Lifetime Achievement Award」は、同団体に7年以上加入し、ワーキンググループメンバーやボードメンバーとして優れた功績を残した個人に贈呈されます。欧州において当社製品の拡販機能を担っている東芝エレクトロニクス・ヨーロッパ社のアリエル・ラスリーが、ディスプレイ関連のインターフェース規格である「MIPI DSI-2SM」や「MIPI D-PHYSM」の策定、テクニカルステアリングコミッティやボードの指針制定、他団体との関係強化などに尽力した点が評価され、今回の受賞に至りました。
株式会社東芝および当社は、MIPI Allianceに加盟して以降、同団体の活動に積極的に参画しており、現在はボードメンバーとして主導的な役割を果たしています注２。同団体において策定された規格はモバイル通信分野で長年に渡り世界標準とされているほか、近年では、車載や産業分野など、活用分野が拡大しています。東芝エレクトロニクス・ヨーロッパ社の同団体における活動は、インターフェースブリッジICなど当社製品の拡販にも寄与しています。
当社は今後も、MIPI Allianceが策定する規格の普及に貢献していきます。
注１：株式会社東芝が、昨年度「MIPI Corporate Award」を受賞していますが、MIPI Allianceにおける実質的な活動は当社および東芝エレクトロニクス・ヨーロッパ社が主に行っており、その活動が同賞の受賞に大きな貢献をしています。
注２：株式会社東芝は2004年にMIPI Allianceへ加盟しており、当社は2019年1月に株式会社東芝から同団体の会員資格を承継しています。
- 受賞者
東芝エレクトロニクス・ヨーロッパ社 チーフエンジニア アリエル・ラスリー（Ariel Lasry）
- MIPI Allianceについて
MIPI Allianceはモバイル機器及びモバイル関連産業のためのインターフェース規格を策定する団体です。今日製造されるどのスマートフォンにおいても必ず一つはMIPI®規格が使われています。 MIPI Allianceは2003年に設立され、現在全世界で300社以上の会社が加入しています。
※ MIPI®は、MIPI Alliance, Inc.の登録商標です。
※ MIPI DSI-2SM、MIPI D-PHYSMは、MIPI Allianceの商標です。
※ その他の社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
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