2019年 6月 11日
東芝デバイス&ストレージ株式会社
当社は、業界最小の実装面積[注1]を実現した電圧駆動型フォトリレー「TLP34xxSRLシリーズ」(DC電圧1.8V対応)と「TLP34xxSRHシリーズ」(DC電圧3.3V/5V対応)のS-VSONR4ファミリー5品種を製品化し、出荷を開始します。
新製品は、小型S-VSON4T[注2]パッケージを採用し、業界最小の実装面積を実現しました。既存のVSONR4[注3]パッケージと比べて実装面積を27%削減可能です。これにより、半導体テスターや関連機器のボードの小型化や、デバイスの搭載員数増加などが実現できます。特にプローブカードの小型化に貢献します。
入力側信号は、DCシステム電圧のまま標準1.8V/3.3V/5Vに対応しています。さらに、小型パッケージながら0.4A/1.0A/1.5Aのオン電流定格を持つため、半導体テスターや関連機器のDPS[注4]応用にも適しています。
最大動作温度定格は、従来製品の85 ℃から110 ℃まで拡張しています。これにより、設計のマージンをより多く確保でき、設計が容易になります。
(@Ta=25℃)
[注1] 実装面積:2.9mm2。フォトリレーにおいて、2019年6月4日時点、当社調べ。
[注2] S-VSON4T: 2.0×1.45mm (typ.)
[注3] VSONR4: 2.75×1.45mm (typ.)
[注4] DPS (デバイスパワーサプライ): 各種テスターの電源周辺回路
* 2019年6月17日に修正しました。
** 入力制御電圧を兼ねます。
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