2023年10月19日
東芝デバイス&ストレージ株式会社
当社の従業員である冨島敦史が、国際電気標準会議(IEC)から「IEC1906賞」を受賞しました。
IECは、電気・電子技術分野における国際標準の作成する国際団体であり、標準化活動へ多大に貢献した個人や団体を、「IEC1906賞」として一年に一度表彰しています。
冨島は、2015年度からIECにおける集積回路分野のサブコミッティー(TC47/SC47A)の日本代表エキスパートとして参画してきました。併せて国内審議団体であるJEITA(電子情報産業技術協会)における半導体EMCサブコミッティー(電磁両立性)の主査を務め、日本国内の意見の集約を主導してきました。
IECでは、SC47A WG2(EMCのシミュレーションモデリング)/WG9(集積回路EMCの試験方法)において、各国の立場を理解したうえで意見を聴取し、日本国内の意見を反映させて議論をとりまとめました。これらの活動により、半導体における設計・試験分野の標準化の効率的な推進に大きく貢献したことが認められ、今回の受賞に至りました。冨島らの活動により策定された国際標準は、半導体自身のノイズ特性を正確に評価し、集積回路や自動車をはじめとする製品設計の品質向上に多大に貢献しています。
当社は今後も、電気・電子技術の国際標準化活動に積極的に参加していきます。
半導体事業部 デバイス&ストレージ研究開発センター
パッケージソリューション技術開発部
パッケージソリューション技術開発第四担当 エキスパート
冨島 敦史(とみしま あつし)
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