ピュアMOS採用のカーオーディオ用パワーアンプICのラインアップ追加について

2017年12月14日
東芝デバイス&ストレージ株式会社

TCB001FNG

当社は、長年にわたるカーオーディオ用IC開発実績を基に、プロセスの完全MOS化を実現した4チャネル内蔵パワーアンプICに、面実装タイプの新製品「TCB001FNG」を追加し、本日から量産を開始します。

新製品は、当社従来製品[注1]と同様、当社独自のフィルター技術により、携帯電話、ドアミラー等高周波ノイズを発する機器を外部から近づけた際に、検波し異音が発生するのを防止する機能等を内蔵しています。

パッケージは、面実装が可能なフラットタイプのHSSOPを採用しています。従来カーオーディオ用IC製品ではHZIPパッケージのリード挿入タイプが主流でしたが、近年純正向け中心に面実装タイプのパッケージへ進んでいく傾向にあります。面実装タイプの採用により、リフロー対応による高い信頼性の実現に貢献します。

新製品の主な仕様

品番
最大出力 45Wx4ch (VDD=15.2V,RL=4Ω, MaxPower)
電源電圧 6V~18V
出力オフセット電圧 90mV
出力雑音電圧 55uV (BW=DIN_AUDIO)
内蔵周辺機能
  • 高音質、低歪率を実現
  • ミュート、スタンバイスイッチ機能内蔵、オフセット検出、ショート検出
  • 6Vクルージング動作対応(アイドリングストップ時瞬減対応)
  • 保護回路内蔵(熱遮断、過電圧、天絡、地絡、負荷短絡)
パッケージ P-HSSOP36-1116-0.65-001
サンプル価格 500円(税込)

[注1]: 「TCB001HQ」

新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。

お客様からの製品に関するお問い合わせ先:

ミックスドシグナルIC営業推進部
営業推進第一担当
Tel:044-548-2826