2017年12月19日
東芝デバイス&ストレージ株式会社
最大記憶容量2.4TBを実現
当社は、基幹業務用などの24時間365日の連続稼動を要求されるサーバーやストレージシステムに適したエンタープライズ向けHDD「AL15SEシリーズ」をラインアップに追加し、本日からサンプル出荷を開始します。
「AL15SEシリーズ」は、12Gbit/s[注1]のSASインタフェースで毎分10,500回転(rpm)の2.5型HDDです。
アドバンストフォーマットを採用した4Kネイティブ(4Kn)モデルと512Bエミュレーション(512e)モデルの記憶容量は、当社前世代品の「AL14SEシリーズ」に比べ約33%増[注2]を実現した2.4TB[注3]のほか、1.8TB、1.2TB、900GB、600GBの5つの容量をラインアップにとりそろえました。さらに、データ転送速度は260MiB/s[注4]と約15%向上[注5]しており、サーバーやストレージシステムの大容量化と性能改善に貢献します。
また、従来型のシステムや仮想化環境での使用に適した512Bネイティブ(512n)モデルは、1.2TB、900GB、600GB、300GBの4つの記憶容量を用意しました。
さらに、HDDの廃棄や再利用時に記録されているデータを短時間で無効化する機能を搭載したSanitize Instant Erase(SIE)モデルもラインアップしました。本機能により、記録されている機密性の高いデータや個人情報などを短時間で無効化できるので、効率的な廃棄、再利用が可能となります。
新製品を含む、当社のエンタープライズ向けHDDのさらに詳しい仕様については下記WEBページをご覧ください。
[注1] 読み出しおよび書き込み速度は、ホストシステム、読み書き条件、ファイルサイズなどによって変化します。
[注2] 従来機種「AL14SE」:4Knモデルと512eモデルの最大記憶容量 1.8TB
[注3] 記憶容量:1TB(1テラバイト)=1,000,000,000,000(10の12乗)バイトによる算出値です。1GB=1,073,741,824(2の30乗)バイトによる算出値をドライブ容量として用いるコンピューターオペレーティングシステムでは、記載よりも少ない容量がドライブ容量として表示されます。ドライブ容量は、ファイルサイズ、フォーマット、セッティング、ソフトウェア、オペレーティングシステムおよびその他の要因で変わります。
[注4] 1メビバイト(MiB)は1,048,576(2の20乗)バイトとして計算しています。
[注5] 従来機種「AL14SE」:4Knモデルと512eモデルのデータ転送速度 226MiB/s
お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
東芝デバイス&ストレージ株式会社 ストレージプロダクツ事業部
Tel:0570-005199
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