コンシューマ向け内蔵ハードディスクの発売開始について

2018年 4月17日

東芝デバイス&ストレージ株式会社

マーケティングネームとカテゴリーカラーでブランド化した6種類のラインアップを展開

6種類のラインアップ
*画像は実際の製品とは異なります。

当社は、多様化する顧客ニーズに対応し、6種類のラインアップを取り揃えた東芝ブランドのコンシューマ向け内蔵ハードディスクを発売します。6月より順次出荷を開始します。

近年、企業や個人用ストレージのニーズが多様化しています。ノートパソコン、デスクトップPC、NAS[1]などの用途では、それぞれに適したシステムを構築するため、より信頼できるメーカーの内蔵ハードディスクを使って自作したいという要望があります。
このようなニーズにお応えするため、このたび、コンシューマ向けの内蔵ハードディスクとして、6種類の製品を発売します。

P300 Desktop PC Hard Driveシリーズは、デスクトップPC向けの3.5型内蔵ハードディスクです。パソコンで求められる、性能、容量、ロード・アンロードサイクル30万回の信頼性を備えています。

L200 Laptop PC Hard Driveシリーズは、ノートパソコン向けの2.5型内蔵ハードディスクです。最大2TBの記憶容量を持ち、ノートパソコンの性能を強化します。

X300 Performance Hard Driveシリーズは、高性能なパソコンやゲームPC向けの3.5型内蔵ハードディスクです。最大10TB[2]の大容量とMTTF[3]60万時間の信頼性を提供します。

N300 NAS Hard DriveシリーズはNAS向けの3.5型内蔵ハードディスクです。最大10TBの記憶容量を持ち、高転送速度と24時間連続稼動の耐久性と高信頼性を備えています。

V300 Video Streaming Hard Driveシリーズは、ビデオストリーミング向けの3.5型内蔵ハードディスクです。ビデオレコーダー、セット・トップ・ボックス用途に適した性能を提供します。

S300 Surveillance Hard Driveシリーズは、監視カメラ向けの3.5型内蔵ハードディスクです。最大64台[4]の高解像度監視カメラをサポートし、記憶容量は最大10TB、24時間連続稼動の信頼性を提供します。

新シリーズは、様々な用途に適したラインアップを製品化し、それぞれにマーケティングネームとカテゴリーカラーを採用しています。また、基本的な特長である記憶容量、ディスク回転数、バッファサイズが製品ラベル上段に記述されているため、希望スペックの製品をスムーズに選択することができます。

東芝グループでは、HDDを注力製品の一つとして位置付けており、モバイル向けからデータセンター向けまで信頼性の高い製品を幅広く展開することで、顧客ニーズに応えていきます。

基本仕様表

マーケティングネーム P300 L200 X300 N300 V300 S300
製品画像
カテゴリーカラー レッド レッド シルバー ゴールド ブルー グリーン
用途 デスクトップPC ノートパソコン ゲームPC NAS ビデオストリーミング 監視カメラ
記憶容量 3 TB
2 TB
1 TB
500 GB
2 TB
1 TB
500 GB
10 TB
8 TB
6 TB
5 TB
4 TB
10 TB
8 TB
6 TB
4 TB
3 TB
2 TB
1 TB
500 GB
10 TB
8 TB
6 TB
5 TB
4 TB
フォームファクタ 3.5型 2.5型 3.5型 3.5型 3.5型 3.5型
インタフェース SATA
回転数(rpm) 7,200 5,400 7,200 7,200 Low-spin 7,200/5,400
バッファサイズ 64 128/8 256/128 256/128 64 256/128
24時間稼動 可能 可能 可能
カメラ接続数 最大64
動作時表面温度 0~65度 0~65度[5] 5~60度 0~65度 0~65度 0~70度[6]
MTTF 60万時間 60万時間 100万時間 100万時間
ロード・アンロード
サイクル
30万回 60万回 30万回 30万回 30万回 60万回

[1] NAS: Network Attached Storageの略で、ネットワークに直接接続して利用する外部記憶装置のこと。

[2] 記憶容量: 1TB(1テラバイト)=1,000,000,000,000(10の12乗)バイトによる算出値です。1TB=1,099,511,627,776 (2の40乗)バイトによる算出値をドライブ容量として用いるコンピューターオペレーティングシステムでは、記載よりも少ない容量がドライブ容量として表示されます。ドライブ容量は、ファイルサイズ、フォーマット、セッティング、ソフトウェア、オペレーティングシステムおよびその他の要因で変わります。

[3] MTTF (平均故障時間) は製品寿命の保証や目安ではなく、製品の平均故障率から統計的に算出したものです (実際の稼働環境を必ずしも反映するとは限りません) 。実際の稼働時間はMTTFとは異なる場合があります。

[4] 監視カメラのサポート数は、10Mbit/sの高精細カメラデータによる性能シミュレーションによって定義されています。実際のサポート数はカメラの種類、ハードウェア、ソフトウェア、システム、ビデオデータ圧縮技術、解像度、フレーム数およびその他の要因で変わります。

[5] 500GB及び9.5mm厚の1TBモデルの動作時表面温度仕様は、5~63度です。

[6] 動作時の表面温度が高い場合、ドライブ出荷時の性能を維持できないことがあります。推奨表面温度(動作時)は、60度未満です。

新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。

お客様からの製品に関するお問い合わせ先:

ストレージプロダクツ事業部
Tel: 0570-005199

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