2018年 7月 30日
東芝デバイス&ストレージ株式会社
当社は、最新世代U-MOS Ⅸ(ユー・モス・ナイン)適用プロセスのMOSFETを使用した大電流フォトリレーをDIP4パッケージで2品種製品化し、本日から量産、出荷を開始します。
新製品「TLP3553A」および「TLP3555A」は、阻止電圧定格をそれぞれ30V/60Vとし、既存製品に比べてオン電流定格をアップして、それぞれ4A/3Aにてラインアップしました。特にTLP3553Aは、低オン抵抗50mΩ(最大)を実現し、メカニカルリレーの抵抗(約100 mΩ)と同等としました。これにより動作時の損失を低く抑えることが可能です。
また、新製品はオン電流の定格が大きいため、産業機器への応用を中心に1a接点メカニカルリレーからの置き換えが可能です。フォトリレーへ置き換えることで、セットの信頼性向上とリレードライバを含めた省スペース設計が可能です。さらに、最大動作温度定格は110℃まで対応しており、セットの温度設計マージンを確保しやすくなっています。
(@Ta=25℃)
[注1] HVAC (Heating, Ventilation and Air Conditioning)
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