機器の小型化や集積密度向上に貢献するフォトリレーの発売について

~業界最小実装面積で最大動作温度125℃を実現~

2020年8月27日

東芝デバイス&ストレージ株式会社

S-VSON4T package

当社は、最大動作温度定格125℃へ拡張した業界最小実装面積[注1]の電圧駆動型フォトリレー3製品「TLP3407SRA」、「TLP3475SRHA」および「TLP3412SRHA」の出荷を開始します。

新製品は、最大動作温度定格を110℃から125℃にしたことで、温度が高いエリアにも実装が可能となります。また、機器の温度設計マージンを確保しやくなります。

さらに、業界最小実装面積[注1]パッケージのS-VSON4T採用により、実装基板の省スペース化や、フォトリレーの搭載数増加ができます。これにより、半導体テスターやプローブカードなどへのフォトリレーの集積密度向上に貢献します。

応用機器

  • 半導体テスター (メモリー、SoC、LSIなど)
  • プローブカード
  • バーンイン装置
  • 計測器 (オシロスコープ、データロガーなど)

新製品の主な特長

  • 業界初[注1]の最小実装面積と最大動作温度125℃をS-VSON4Tパッケージで実現:実装面積 2.9mm2 (typ.)
  • 入力側低消費電力駆動:3.3mW[注2] (max) @VIN=3.3V(TLP3407SRA)

新製品の主な仕様

(@Ta=25°C)

品番

TLP3407SRA

TLP3475SRHA

TLP3412SRHA

パッケージ

名称 

S-VSON4T

サイズ(LxW) typ. (mm)

2.0×1.45

高さtyp. (mm)

1.3

推奨動作条件

入力順電圧 VIN typ. (V)

3.3

3.3

3.3

内蔵抵抗 typ. (Ω)

4000

600

600

絶対最大定格

阻止電圧 VOFF  (V)

60

60

60

オン電流 ION (A)

1

0.4

0.4

オン電流(パルス) IONP (A)

3

1.2

1.2

動作温度 Topr (℃)

-40~125

結合特性

リミットLED電流

ILIM(LED) max  (mA)

(@VIN)

1
(@3.3V)

-

-

トリガーLED電流 IFT max (mA)

0.2

2

2

動作電圧 VFON max  (V)

3

3

3

オン抵抗 RON max  (Ω)

0.3

1.5

1.5

電気的特性

端子間容量 (出力側)

COFF typ.  (pF)

80

12

20 (max)

オフ電流

IOFF max  (nA)

(@VOFF

1

(@50V)

1

(@50V)

1

(@50V)

スイッチング特性

ターンオン時間 tON max (ms)

20

0.5

0.5

ターンオフ時間 tOFF max (ms)

1

0.2

0.2

絶縁特性

絶縁耐圧 BVS min (Vrms)

500

500

500

オンラインディストリビューター在庫検索&Web少量購入

[注1] 最大動作温度定格125℃のフォトリレーで、2020年8月25日時点、当社調べ。
[注2] 入力順電圧×最大リミットLED電流=3.3V×1mA

新製品の詳細については下記ページをご覧ください。

TLP3407SRA

TLP3475SRHA

TLP3412SRHA

当社のフォトリレー製品については下記ページをご覧ください。

フォトリレー(MOSFET出力)

オンラインディストリビューターが保有する当社製品の在庫照会および購入は下記をご覧ください。

TLP3407SRA

TLP3475SRHA

TLP3412SRHA

当社の新製品や技術関連の情報を定期的にメールでお届けします。登録はこちら

お客様からの製品に関するお問い合わせ先:

オプトデバイス営業推進部

Tel: 03-3457-3431

*社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。