2020年2月20日
東芝デバイス&ストレージ株式会社
当社は、汎用パッケージ採用の1ch省電力ブラシ付きモータードライバーICの製品ラインアップに、自動復帰型の過電流検出機能を採用した新製品「TB67H451FNG」を追加しました。本日から量産出荷を開始します。
新製品は、モーター駆動用電源4.5Vから44Vに対応しており、モバイル機器や5VのUSB駆動機器から、大電力駆動が必要となる家電機器、OA機器や金融機器などのアプリケーションに幅広く使用可能です。
過電流検出は、過負荷等の原因により出力電流が制限値を超えたことを検出すると、出力をオフしICの破壊を防ぐ安全機能です。従来製品「TB67H450FNG」はラッチ型のため出力オフ状態を保持し、電源再投入またはスタンバイモード再入力で復帰します。
新製品「TB67H451FNG」は自動復帰型のため、外部制御無しで一定時間経過後に自動的に復帰します。過電流の原因が排除され過電流が流れなくなると正常動作に戻ります。
使用するアプリケーションのシステムに応じてより適したタイプを選定することが可能になります。
製品名 |
TB67H451FNG(新製品) |
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電源電圧(動作範囲) |
4.5V~44V |
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出力電圧/電流(最大定格) |
50V / 3.5A |
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パッケージ |
HSOP8 (4.9mm×6.0mm) |
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安全機能 |
過熱検出(自動復帰) |
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過電流検出(ラッチ) |
過電流検出(自動復帰) |
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新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。
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