事業内容

東芝デバイス&ストレージ株式会社グループの事業ご紹介

半導体事業部

主に、ディスクリート半導体とシステムLSIの事業を行っています。
ディスクリート半導体は、ダイオードやトランジスターのような単機能の半導体素子のことで、省エネ社会を実現するキーデバイスです。当社のディスクリート半導体事業は、長年にわたる技術の蓄積があり、高性能・高信頼性な幅広い製品ラインアップを擁しています。パワー半導体、小信号半導体、フォトカプラーの3つの製品群を柱として、家電や通信機器といった民生分野から、自動車や鉄道、電力などの社会インフラに至るまで幅広い分野で活用されており、これからの省エネ社会実現に向けますます拡大が期待される事業です。

先端半導体デバイス開発センター
先端半導体デバイス開発センターは、半導体事業部の研究・開発 組織で、次世代のデバイス・設計技術・プロセス技術の開発を担当しています。(株)東芝の研究開発部門との連携・橋渡しも担っています。

また、システムLSIでは、高性能、高集積、低消費電力、低コストが要求される車載・産業などの用途向けに、画像認識プロセッサー(Visconti™)を主体とした車載デジタルに加え、幅広いラインアップを擁するマイコン、高効率・低消費電力を強みとするモーター制御向けを中心としたアナログICに注力しています。これらの製品のコア技術として、大規模LSIへの実装技術、独自のアナログデバイス技術とアナログ設計技術などを活用し、『フィジカル空間のエッジリッチデバイス(センシング・データ処理・制御用デバイス)』で安心・安全、快適な生活を支えるインフラ構築に貢献してきます。

ストレージプロダクツ事業部

ストレージプロダクツ事業部では、幅広いラインアップのストレージ製品を開発・製造しています。注力事業のひとつであるデータセンター用の大容量ニアラインHDDをはじめ、企業サーバー、PC、監視カメラシステム、NAS、レコーダー、ゲーム、車載などに適したHDDを取り揃えています。さらに、HDDを応用したUSBハードディスクも提供しています。ストレージプロダクツ事業部は、幅広い市場で顧客満足度の高い製品を提供することを目指し、日々革新的な技術開発を行っています。

デバイス&ストレージ研究開発センター

デバイス&ストレージ研究開発センターは、東芝デバイス&ストレージ株式会社の研究開発部門です。ADAS/自動運転などへの応用に向けたAIや画像処理技術、IoTを支えるセキュリティー技術、先端RF/アナログ回路技術、パッケージ/実装技術、半導体デバイスやプロセスに対するシミュレーション技術といった基盤的研究から、SoC (System on Chip)、ソフトウェア、組込みシステムのソリューション提案にいたるまで、階層化され多岐にわたるデバイス&ストレージ技術のイノベーションを推進しています。

半導体製造装置事業

電子ビームマスク描画装置などを通じて半導体産業の発展に貢献しています。詳細は、(株)ニューフレアテクノジーHPをご覧ください。

部品材料事業

エネルギーや産業、自動車などに向け、ファインセラミックスやサーマルプリントヘッドをはじめとした高機能・高付加価値製品の開発に注力しています。詳細は、東芝マテリアル(株)、東芝ホクト電子(株)のHPをご覧ください。

※Visconti™は、東芝デバイス&ストレージ株式会社の商標です。