センサーレスの注意点は?

センサーレス駆動は、センサー(ホール素子、ホールIC)でモーターの位置検出を行う代わりに、モーター誘起電圧の変化をモニターし、モーターの通電タイミングを予測しながら駆動します。しかしながら、負荷変動によるモーター回転数の変化が大きいアプリケーションでは正常なタイミング予測ができずモーターが脱調してしまいます。(回らなくなります)
また、誘起電圧が十分でないと安定したセンサーレス駆動は難しく、低速回転時など十分な誘起電圧が得られない場合には不安定な動作となる傾向にあります。