動作不具合の原因がハードウェアとソフトウェア(プログラム)のどちらにあるかを見分けたいのですが・・・。

回答

お客様のシステム構成によって状況が変わってきます。
不具合原因を見分けるひとつの方法としては、開発ツールを使用し見分ける方法があります。
解析方法の一例(手順)を紹介します。

  1. 不具合発生箇所にブレークポイントを設定する。
  2. プログラムを実行し、プログラムの実行結果(トレースデータ)が期待値となっているかを確認する。
  3. ブレークポイントまでにマイコンの入出力値が期待値となっているかを確認する。
  4. 2及び3が正しい場合はハードウェア起因の可能性が考えられますので、開発ツールを使用し、直接SFR等の制御を行ない、ハードウェアの動作確認を行なってください。

また、使用する機能を単純化したプログラムを準備して動作確認し見分ける方法もあります。

(NO.JD9901101 2011/10/21)