LED素子をもつフォトカプラーやフォトリレーでは機器設計にはLED寿命と受光素子寿命どちらを考慮すべきですか?

フォトカプラーでは受光素子に比べLEDの経時変化が支配的です。 LEDの光出力は発光時間と共に低下します。そのため、使用されているLEDの経時変化データを用いて光出力の低下率を推定します。回路設計を行う際は、使用するセットでの使用環境やLEDのトータル発光時間から光出力の変化率を算出し、LEDの順電流(IF)の初期値に反映させます。
詳細は当社アプリケーションノート「トランジスターカプラーの基本特性と応用設計」2ー4項 トランジスターカプラーを使ったインターフェイス回路の応用設計例 の章も参照ください。
(https://toshiba.semicon-storage.com/jp/semiconductor/knowledge/application-note.html)