CMOSロジックICの分類 各シリーズの概要

CMOSロジックICの分類 各シリーズの概要

東芝CMOSロジックICは原点となるスタンダードシリーズから高速品、更に低電圧品をラインアップしています。

当社は、各シリーズを継続供給している唯一の国内メーカーです。

(ご参考)FAQ:各シリーズの違いについて教えてください。

タイプ シリーズ名 品番 動作電圧範囲(V) 伝搬遅延時間(ns)*1 出力電流(mA)*2 入力トレラント*3

出力パワーダウン

プロテクション *3

5Vシステム

対応

Standard

CMOS

TC4000B
TC4500B
3~18 200
(@5.0V)
±0.51
(@5.0V)
*4 -
High Speed CMOS  TC74HC 2~6 23
(@4.5V)
±4.0 or ±6.0
(@4.5V)
*4 -
TC74HCT 4.5~5.5

Advanced

CMOS

TC74AC 2~5.5 8.5
(@4.5V)
±24
(@4.5V)
- -
TC74ACT 4.5~5.5

Very High Speed

CMOS

TC74VHC
74VHC
TC74VHC9
74VHC9
2~5.5 8.5
(@4.5V)
±8.0
(@4.5V)
-
TC74VHCT
74VHCT
4.5~5.5
TC74VHCV
74VHCV
1.8~5.5 ±16
(@4.5V)

低電圧システム

対応

Low Voltage CMOS TC74LCX
74LCX
1.65~3.6 6.5
(@3.0V)
±24
(@3.0V)
Very Low Voltage CMOS TC74VCX 1.2~3.6 4.2
(@2.3V)
±24
(@3.0V)

*1 :代表製品(TC4001, 74HC244, TC74AC244, 74VHC244, 74LCX244, TC74VCX244)の伝搬遅延時間(Max値@85℃)です。TC4001のみ25℃のMax値。
*2 :出力電流はデータシート内のDC特性にて規定されています。これとは別に絶対最大定格で出力電流の規定もあります。
*3:尚、トレラントとパワーダウンプロテクションを同じ意味合いで使うケースもあり、入力トレラントは入力パワーダウンプロテクション、出力パワーダウンプロテクションは出力トレラントという事もあります。
*4:TC4049BF/BP、TC4050BF/BP、TC74HC4049BP/BF/BFT、74HC4049D、TC74HC4050BP/BF/BFT、74HC4050Dは、入力トレラント機能が付いており、信号レベルのレベルダウン変換が可能です。

1章 CMOSロジックICの概要

ロジックICとは?
標準ロジックICとは?
標準ロジックICの種類
CMOSロジックICが使われている機器
なぜCMOSロジックICが使われるか?

製品ページ

関連情報