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LDOが発振する原因は、出力電圧を安定させるための負帰還動作で、出力電圧VOUTの変化を検出した信号の位相が、180°遅れてしまうために正帰還状態となってしまうためです。LDOの内部には誤差増幅回路、出力トランジスターのドライブ回路、出力トランジスターが内蔵されています。これらの回路や素子による容量や抵抗により、フィードバックループに遅れ時間が発生します。この遅れ時間により、位相が180°遅れたときに、回路のループにゲインがある場合には正帰還状態となり、出力電圧と基準電圧の差が増幅されて発振に至ります。
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