低耐圧IPDの過熱保護はどのように素子保護を行うのですか?

過熱状態が継続した時の動作
図1. 過熱状態が継続した時の動作

入力信号が“H”の期間で過熱保護を検出すると、出力はオフします。過熱保護を検出している期間は、オフの状態が継続されます。 なお、負荷や環境条件の異常状態が解除されたり、出力がオフすることにより出力電流が流れなくなり、内部で設定された復帰温度以下までジャンクション温度が低下すると、出力は自動的にオンとなります。 負荷や環境条件の異常が長い時間継続されたときは、出力は以下の動作を繰り返します。

なお、過熱保護は一時的な素子保護を目的としたもので、過熱保護が動作したら即座にシステムを停止するようにしてください。