オペアンプはどんな用途に使用されますか?

オペアンプは2つの入力の差分を増幅して出力する回路(IC)で、所望の増幅率を持つ回路を外部抵抗で簡単に作成することができます。また外乱の多い環境でコモンモードノイズが問題になるときに、差動入力であるためコモンモードノイズを除去することができます。最近はIoT機器に使用する各種センサーの信号増幅用途などに使用されます。

センサーと機器のつながり
センサーと機器のつながり

最も基本的な使い方は電圧増幅回路(アンプ)です。このアンプは大きく2種類、非反転増幅回路、反転増幅回路に分けられます。また、非反転増幅回路に含まれますが、ボルテージフォロア回路(バッファ)がよく使用されます。これ以外にも差動アンプ、積分回路などがあります。
IoT家電で多く使われる各種センサや計測機器などでは、入力されるアナログ信号の増幅などさまざまな処理に多用されており、ほとんどの電化製品に搭載されていると言っても過言ではありません。

関連リンク

以下の資料にも関連する説明がありますので、ご参照ください。