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MOSFETなどの個別半導体素子に動作温度の概念はありません。
これはICなどと違い、お客様のご使用状態により素子に発生する熱が異なる為です。
素子に印加される電圧・電流などからデバイスのチャネル温度を算出頂いております。
このチャネル温度の最大値を規定しております。
最大チャネル温度 Tch(max) 以下でのご使用は可能ですが、劣化、寿命など信頼性との兼ね合いで考えなければなりません。
性能などの劣化はチャネル温度が高くなるにつれて加速されます。
ご使用の機器で長期間安定した性能を継続するためには、最大チャネル温度 Tch(max)に対しディレーテイングを考慮した設計を行って下さい。
ディレーティングに関しては下記に情報がございますので、参考にしてください。