信号品質の確保:挿入電力損失

挿入電力損失

TVSダイオード (ESD保護用ダイオード)は、通常、信号ライン-GND間に配置されます。そのため、定常状態の動作ではダイオードはキャパシタンス(端子間容量)として見えます。このキャパシタンスが、信号速度(特に高速信号USB3.0やUSB3.1など)によってはインピーダンスとして含まれるようになるため、信号ロス(挿入電力損失: Insertion Loss)が生じ信号品質を劣化させることになります。

端子間容量 Ctが大きいほど挿入電力損失が大きくなっており(数値がマイナスに大きく変動)、信号速度に追従できないことがわかります。このような信号劣化を防ぐために、信号速度に適した端子間容量のTVSダイオードを選択することが必要です。当社は高速信号に対応した端子間容量が低い低容量のラインアップがございます。

低容量TVSダイオード

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