CMOSロジックICの基本構造

断面構造図(例)

  • N型基板(N-Substrate)上にP型の広い拡散領域(P-Well)を設ける 。
  • P-well上にN-chのMOSFETを形成
  • N-Substrate上にP-chのMOSFETを形成
  • プロセスによってはP型基板上にN-wellを設けるタイプもある。
  • ゲート幅よりMOSFETの性能/集積度が決定するため、ゲート幅にて使用プロセスを表現する。Ex)ゲート幅が1.0μmの場合1.0μmCMOSプロセスと呼ぶ
    (この場合、③-④、⑤-⑥間の距離)
CMOSロジックICの基本構造

①:N-Substrate 通常ウェハー基板となる。
②:P-Well N-ch MOSFET領域形成用
③:N-ch MOSFETソース用拡散
④:N-ch MOSFETドレイン用拡散
⑤:P-ch MOSFETドレイン用拡散
⑥:P-ch MOSFETソース用拡散
⑦:P-Wellバイアス用拡散
⑧:N-Substrateバイアス用拡散

2章 CMOSロジックICの基本動作

CMOSロジックICとは?
CMOSロジックICの基本回路
CMOSロジックICの基本動作

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