高耐圧IPDの過熱保護の温度はどのように検出しているのですか?

過熱保護の温度はチップ上に配置された温度検出用ダイオードの順方向電圧VFをモニターしています。

ダイオードのVFは約-2 mV/°Cの温度係数を持っており、内部の基準電圧とVFを比較し、温度上昇によりVFが基準電圧以下となると過熱状態と判断して素子の保護を行います。

図1 温度検出回路図
図1 温度検出回路図
図2 VF電圧と温度の関係
図2 VF電圧と温度の関係

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