LDOの過電流保護の動作を教えてください

図1. LDOの過電流保護特性例
図1. LDOの過電流保護特性例

当社のLDOが過電流状態となったときには、フの字特性(フォールドバック:Foldback)で保護動作をします。

フの字特性とは、過電流保護時の出力電流 IOUT – 出力電圧 VOUT 特性がカタカナの”フ”の字に似ていることからそのように呼ばれています。

フの字特性は、負荷がショート状態となり、VOUT の低下とともにIOUT も低下させる保護方式で、VOUT = 0 Vとなると内部で決定される電流値で電流制限動作となります。

過電流状態が解除されると、VOUT は自動的に正常な電圧に復帰します。

なお、出力コンデンサーを含めて容量性負荷が 出力端子に接続されているときには、フの字特性にしたがって電流制限が掛かりながら  VOUT が上昇します。

以下の資料にも過電流保護に関する説明がありますので、ご参照ください。

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