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絶対最大定格 (表-1) に記載されているエミッター・ベース間電圧 VEBOの定格を超えた電圧(npnは負バイアス、pnpは正バイアス)をベースに印加しないでください。hFEなどの性能が劣化します。
単安定マルチバイブレーターなどをバイポーラートランジスターで構成した場合、ベースに定格値以上のバイアスが印加されることがあります。
図-1にマルチバイブレーターの回路図を示し、動作を説明します。
①初期状態としてQ1がオンしているとします。Q1のコレクタはGND付近まで電圧が下がっています。
C1がR3を経由して充電、C2がR2を経由して充電されます。
②C1が充電されQ2のオン電圧(0.7V程度)に達するとQ2がオンします。
Q2のコレクター電圧がGND付近まで降下します。この直前C2の両端の電圧はVCC – 0.7Vまで充電されています。
Q2のコレクターの電圧が下がっても、C2の電荷は蓄積したままなので、C2のQ1ベース側の電圧は0.7VーVCCまで下がることになります。
この動作が繰り返されることで単安定マルチバイブレーターとして動作します。
VCCが仮に10Vであれば、Q1とQ2のベース・エミッター間電圧として最大定格の-5Vを超える-9.3Vが印加されることになります。