モータードライバーの絶対最大定格と推奨動作条件の違いについて教えてください。

絶対最大定格は瞬時たりとも超えてはならない規格です。

表-1 絶対最大定格
表-1 絶対最大定格

絶対最大定格を超えるとICの破壊や劣化や損傷の原因となり、IC以外にも破壊や損傷や劣化を与える恐れがあります。いかなる動作条件においても必ず絶対最大定格を超えないように設計を行ってください。動作範囲はIC正常動作を保証するための規定であり、使用上この条件を確実に守る必要があります。

例:TB6585AFTGのデータシートからの抜粋です。

表-2 動作範囲
表-2 動作範囲

例えば、電源電圧の絶対最大定格は45Vです。45Vを超えた電圧をICに印加すると、ICは破壊や、損傷の可能性があります。

例えば、電源電圧の動作範囲の4.5~42Vです。この範囲以内であれば、ICは正常動作を行うことができます。動作範囲を超えると、ICは正常に動作しない可能性があります。

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以下の資料にも関連する説明がありますので、ご参照ください。

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