過熱保護機能と復帰動作

過熱保護機能と復帰動作

eFuse ICで過電流や過電圧状態が長く続きICの温度が設定値以上になったような場合、過熱保護機能によりICをスタンバイ状態として出力を遮断し、破壊を防ぎます。東芝eFuse ICは過電流により過熱保護が機能することで内蔵MOSをオフすることで出力電圧をオフにします。過熱保護機能は温度が下がったら自動復帰するオートリトライ(Auto retry)とコントロール信号の入れなおしで解除復帰するラッチタイプ(Latch)をラインナップしています。

短絡保護動作時、過電流クランプや過電圧クランプ状態で内部過熱保護が働き、出力がオフした場合には2通りの解除方法があります。オートリトライタイプはeFuse IC内部温度が下がった場合に外部信号無しで自動的に復帰する製品です。ラッチタイプはコントロールイネーブル端子を再入力して復帰します。使用する箇所に応じて最適なタイプを選定頂けます。

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