本機能は Internet Explorer 11 ではご利用頂けません。最新のGoogle Chrome, Microsoft Edge, Mozilla Firefox, Safariにてご利用ください。
品番は3文字以上指定して下さい。
クロスリファレンスでは参考品名が表示されますので、製品に関する最新の情報をデータシート等でご確認の上、単独およびシステム全体で十分に評価し、お客様の責任において適用可否を判断してください。
参考にしている情報は、取得した時点の各メーカーの公式情報に基づいた当社の推定によるものです。
当社は、情報の正確性、完全性に関して一切の保証をいたしません。また、情報は予告なく変更されることがあります。
品番は3文字以上指定して下さい。
オンラインディストリビューターが保有する東芝製品の在庫照会および購入が行えるサービスです。
TO-247-4Lパッケージは、ゲートドライブ用の信号ソース端子をケルビン接続とする4ピンタイプで、パッケージ内部のソースワイヤのインダクタンスの影響を低減させることが可能となり、MOSFETチップの高速スイッチング性能をより引き出します。中・大型クラスの高効率スイッチング電源(80 PLUS※1TITANIUM/PLATINUM相当)の効率改善に貢献します。
※1: 交流から直流への変換効率を80%以上を基準とする80 PLUSが推進する電気機器の省電力化プログラム
DTMOSの高速化・大電流化に伴い、パッケージ内部のソースワイヤのインダクタンス成分が高速スイッチング性に影響を及ぼします。ゲートドライブ用の信号ソース端子を設けることで、パワーラインの電流とゲートドライブラインの電流を分離しゲート・ソース間電圧のインダクタンスによる影響を小さくすることができます。
>3ピンパッケージ(TO-247)の場合
FETチップのゲート・ソース間に印加される電圧VGSは、ソースワイヤのインダクタンス成分LSourceと、ドレイン電流の傾きdID/dtにより逆起電圧VLS(=LS*dID/dt)が発生します。実際に印加される電圧が設定ゲート電圧からこの逆起電圧分低減され、スイッチングスピード、特にターンオンが遅くなります。
>4ピンパッケージ(TO-247-4L)の場合
ドライブ側のソース端子を、負荷側のソースワイヤから分離したFETチップに近い場所から取ることで、駆動電圧への影響を受けにくくします。これにより、FETチップの高速スイッチング性能をより引き出すことができます。
シミュレーションにより、MOS直近のゲート・ソース間電圧波形を見ると、TO-247-4LパッケージはLSourceによりオン時間が短くなっていることを確認できました。また、実測において、TO-247-4Lパッケージ(品番:TK62Z60X)はTO-247パッケージ(品番:TK62N60X)に比べターンオン損失の19%低減を確認できました。
ターンオン損失低減効果については、シミュレーション、実測共にスイッチングスピードが改善する結果を確認しました。
オンラインディストリビューター在庫検索&Web少量購入
オンラインディストリビューターが保有する東芝製品の在庫照会および購入が行えるサービスです。
品番は3文字以上指定して下さい。
品番 | オンラインディストリビューター | 在庫数 | 日付 | Web少量購入 |
---|