3-1 通常動作時 (ESDパルス非侵入時) の重要特性③

図3.7 片方向と双方向 信号形状による違い
図3.7 片方向と双方向 信号形状による違い

3-1-③ 信号の極性 (アナログ信号のようにGND をまたがる信号か?)

被保護ラインの信号を考慮して、片方向か双方向を選択する必要があります。変調されていないデジタル信号のようにL (0V) とH (5V) の片極 (プラス極性しかない) の信号の場合と、バイアスされていないアナログ信号のように、プラスとマイナスの両極を持つ信号でデバイスの選択が異なります。下図に示すように、両極性の信号であれば双方向のESD保護用ダイオードを選択する必要があります。 (片極性の信号は、どちらのタイプでも使用可能です。)

3 TVSダイオード (ESD保護用ダイオード)の重要特性

3 TVSダイオード (ESD保護用ダイオード) の重要特性
3-1 通常動作時 (ESDパルス非侵入時) の重要特性①
3-1 通常動作時 (ESDパルス非侵入時) の重要特性②
3-2 ESD侵入時の重要特性①
3-2 ESD侵入時の重要特性②
3-2 ESD侵入時の重要特性③

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