RTE900/H1インサーキットエミュレーションシステム for 92CF29A/30は、統合開発環境、RTE900/H1オンチップデバッグエミュレーター、インサーキットアダプターおよびアクセサリーで構成されます。
ホストI/F | USB2.0 High-speed | |
---|---|---|
エミュレーションメモリー容量 | ターゲットボード上メモリー | |
イベント | ポイント数 | 8ポイント |
比較対象 | アドレス、データ、ステータス、外部入力 | |
比較条件 | 一致、不一致、範囲 | |
パスカウント | 1~256回 | |
成立トリガー動作 | ブレーク、トレース制御、タイマー制御、外部トリガー出力 | |
ポイント組み合わせ |
AND、OR、シーケンシャル | |
ハードブレーク | 4ポイント | |
ソフトブレーク | 1024ポイント | |
トレースメモリー容量 | 256フレーム※1 | |
トレースモード | フリートレース、トリガートレース、サンプリングトレース | |
トレース対象 | PCアドレス、データアドレス、データ値、ステータス、外部出力、外部入力、イベント | |
トレースオーバーフロー動作 | 上書き、上書き禁止、ブレーク | |
タイマー測定 | RUNタイマー:1ch LAPタイマー:1ch | |
メモリーアクセス | プログラム 実行中の表示 |
64バイト |
プログラム 実行中の書き換え |
1アドレス(バイト/ワード/ロングワードのいずれか) ※2 | |
プログラム変数 | 表示 | 2,8,10,16進数表示を個別選択可能 |
登録 | 変数、配列、構造体、共用体を各種要素別に登録可能 | |
ソース表示 | ・ ソース ・ ソース+アセンブラーコード ・ ソース+アセンブラーコード+マシン語 |
|
外部出力 | 1本 | |
外部入力 | 1本 | |
モジュール実行時間測定 | - | |
カバレッジ測定 | - | |
フラッシュ書き込み /セキュリティー機能 |
デバッグ時に外部FLASHへのプログラム書き込みが可能 |
※1:トレースメモリー容量は、トレース格納条件や動作状態により表記の数値と異なる場合があります。
※2:書き換えのたびにブレークが発生します。
製品構成
RTE900/H1オンチップデバッグエミュレーター
※: Samtec社製
インサーキットアダプター
お客様に準備していただく物
エミュレーション動作電圧/周波数について
動作電圧と動作周波数に関しては、インサーキットアダプターで使用しているデバイス(TMP92CF26AXBG)動作保証範囲内全て利用可能です。
エミュレーターからターゲットシステムへ電源/クロックを供給することはできません。
USB接続について注意事項
通信ケーブル
通信ケーブルは、エミュレーターまたはFLASHライターとターゲットシステムを接続する際に使用します。通信ケーブルはあらかじめエミュレーターまたはFLASHライター本体に接続されています。
通信ケーブルはSamtec社の製品です。製品の詳細についてはSamtec社のウェブサイトをご参照ください。
なお、当社推奨品につきましては下記の各社からもお買い求めいただけます。
名称 | 品番 | 備考 |
---|---|---|
通信ケーブル | FFSD-10-D-07.00-01-N | あらかじめエミュレーターまたはFLASHライター本体に 接続されています。 |
QFPソケット / エミュレーターコネクター (QFPアダプター / ピンプロテクター)
インサーキットアダプターとターゲットシステムを接続するためにQFPソケットとエミュレーターコネクターを使用します。
これらは東京エレテック社製です。製品の詳細については東京エレテック社のウェブサイトをご参照ください。
名称 | 品番 | 備考 |
---|---|---|
QFPソケット (QFPアダプター) |
NQPACK176SE | - |
エミュレーターコネクター (ピンプロテクター) |
YQPACK176SE |
- |
※: ( )内の表記は製品に付属する取扱説明書内の名称です。
QFPソケット用カバー (QFP搭載用カバー)
QFPソケット用カバーはQFPソケットにMCUを実装する場合に使用します。
QFPソケット用カバーは東京エレテック社の製品です。製品の詳細については東京エレテック社のウェブサイトをご参照ください。