TLCS-900/H1 シリーズ 開発環境

ソフトウェア製品

東芝統合開発環境

製品名

統合開発環境

製品形名

SW00MN0-ZCC(注1)

最新バージョン

V2.31

ホストOS

Windows® 10

注1 Cコンパイラーは統合開発環境に含まれています。

東芝統合開発環境(TIDE)の特徴

東芝統合開発環境(TIDE)の特徴

東芝統合開発環境(TIDE)では、ビルド機能とデバッグ機能が動作します。さらに、専用のテキストエディターを搭載することでコーディングからデバッグまでをスムーズに連携させ、アプリケーションの開発を効果的にサポートします。


パソコンのソフトウェア開発環境と同等の快適な開発環境

  • コンパイルからデバッグまでのシームレスな連携
    デバッグ開始は、1ボタンのみで実行可能です。その時にコンパイルすべきファイルを自動的に判断し、必要であればコンパイル、リンクを行ってからデバッガーの起動を行います。ユーザーは、ファイルの更新を意識する必要はありません。

  • デバッグ中のプログラム修正が可能
    専用のテキストエディターを使用することで、デバッグ画面上でのプログラム修正が可能です。また、お気に入りのエディターを選択して使用することも可能です。
  • 使い勝手の良いユーザーインターフェース
    GUIによる優れた操作性を実現しています。

ビルド機能

ビルドマネージャーイメージ図

プログラムの主要な開発工程(コーディング、ビルド、デバッグ)をスムーズに連携させることにより、開発効率の向上とユーザーフレンドリーな操作性を提供します。アプリケーション開発者は、コンパイラーやリンカーなどの複雑なオプション指定やコマンドの習得から開放され、本来のプログラムそのものの開発と品質向上に注力できます。開発アプリケーションは、プロジェクトとして管理されます。

  • GUI操作で簡単にコンパイルオプションを設定することが可能です。

ビルドマネージャーイメージ図

コンパイルオプション設定画面
  • GUIによる優れた操作性を実現しています。
  • GUIによる簡易なオプション設定によって、オプションのコマンドを習得することなく簡単に設定できます。
    また、複数のオプションセットを「構成」として管理し、構成を切り替えることによって、簡単にオプションの切り替えを行うことができます。
  • プロジェクトの階層的な管理が可能です。
  • ファイル間検索が可能です。
  • プロジェクト間の依存関係をビジュアルに表示することができます。

コンパイルオプション設定画面

Dependency ビュー
  • GUI操作による簡易なコンパイルオプション設定を実現しています。

Dependency ビュー

  • プロジェクト間の依存関係を分かりやすく表示できます。
  • プロジェクト間の依存関係の構築をマウス操作で行うことができます。

テキストエディター機能

  • コーディング中はもちろん、デバッグ中にプログラムを修正することが可能です。
  • ファイル間検索が可能です。

デバッグ機能

デバッグ機能
  • デバッグ操作中にソースコードを直接編集する事が可能です。
  • 各種のデバッグ機能間でデータを受け渡す事が可能な為、直感的に操作できます。
    (ドラッグ&ドロップ機能) (右クリック可能)
  • ユーザーの任意のデバッグ作業環境を保存し、切り替えて使用する事が可能です。
    (プロファイル機能)
  • シミュレーターによりPC環境のみでのデバッグも可能です。
    (イベント・トリガーアクション機能)
トレースウィンドウから各ウィンドウへの連携−例


トレースウインドウから各ウインドウへの連携−例

エディタから各ウィンドウへの連携−例


エディターから各ウインドウへの連携−例

プロファイル機能


プロファイル機能
複数のデバッガー設定ファイルを登録して、切り替えて使用する事が可能です。

周期1000サイクルで割り込みINT0をイベント発生から、1000サイクル後に起動するトリガーアクションの定義例
周期1000サイクルで割り込みINT0をイベント発生から、1000サイクル後に起動するトリガーアクションの定義例


イベント・トリガーアクション機能
シミュレーターでは、プログラムがある状態になった時(イベント発生)、ある動作(トリガーアクション)をユーザー定義する事が出来ます。ユーザー定義可能なトリガーアクションの種類は次の通りです。

  • 割り込み
    周期割り込みや多重割り込みを発生する事が出来ます。割り込みレベルレジスター等の動作は実機と同一です。
  • データ投入
    任意のデータ列や、正規分布乱数を発生させて任意のポートへ出力できます。
  • データ転送
    DMAを想定したメモリーtoメモリーのデータ転送が出来ます。
  • I/Oストリーム
    ソケット通信を使用して他アプリケーションへデータを転送したり、他アプリケーションからデータを読み込む事が出来ます。

ハードウェア製品

サードパーティー

サードパーティー製開発システムを紹介しています。

FAQ

開発システムに関するよくある質問の回答をまとめています。

ご検討の方へ

技術的なお問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

よくあるお問い合わせ

FAQ