ベクトルエンジン(VE)概要紹介

M370グループ

モーター制御で使用する内蔵ハードウェア(ベクトルエンジン,モーター制御回路,A/Dコンバーター)はソフトウェアを介することなく連携します。

  • (1) 電流指令値,位相を VEに設定(ソフトウェア処理)
  • (2) 3相出力電圧,ADC変換タイミングを計算しPMDに転送(VEが自動処理)
  • (3) PMDは3相PWMを出力しながら、ADCに変換開始信号を送る(PMDが自動発生)
  • (4) ADCは変換動作を終了すると、終了信号をVEに送る(ADCが自動発生)
  • (5) AD変換結果を取り込みフィードバック電流を計算し、CPUに割り込みを要求(VEが自動処理)
  • (6) 割り込みを受けてソフトウェアで位相計算、電流指令計算を行う(ソフトウェア処理)

*ADCはADコンバーターです。

これは、「ベクトルエンジン(VE)概要紹介」を説明した図です。

第3章 周辺回路

3-1. 低消費電力技術
3-2. 低消費電力制御ブロック
3-3-1. 低消費電力モードについて(1)
3-3-2. 低消費電力モードについて(2)
3-4. TX03グループ別の周辺回路
3-5. M320グループの周辺回路
3-6. M320グループ応用例
3-7. M330グループの周辺回路
3-8-1. M330グループ応用例(1)
3-8-2. M330グループ応用例(2)
3-9. M340グループの周辺回路
3-10. M340グループ応用例
3-11. M360グループの周辺回路
3-12. M360グループ応用例
3-13. M390グループの周辺回路
3-14. M390グループ応用例
3-15. M370グループの周辺回路
3-16. M370グループ応用例
3-18. M380グループの周辺回路
3-19-1. M380グループ応用例(1)
3-19-2. M380グループ応用例(2)

※ArmおよびCortexはArm Limited(またはその子会社)のUSまたはその他の国における登録商標です。