ブラシ付きDCモーターのシーケンス

これは、「ブラシ付きDCモーターのシーケンス」を説明した図です。

ブラシ付きDCモーターの動作シーケンスです。
・基点では、コイル1がS極に、コイル2,3がN極になり、引き合いと反発により右回転します。
・30度右回転した位置では、コイル1はS極に、コイル2はN極のままで、コイル3には電流が流れなくなり、引き続き引き合いと反発により右回転します。
・60度右回転した位置では、コイル1がS極に、コイル2がN極のままで、コイル3がS極になり、、引き続き引き合いと反発により右回転します。
・90度右回転した位置では、コイル1には電流が流れなくなり、コイル2はN極に、コイル3はS極のままで、引き続き引き合いと反発により右回転します。

120度の位置ではコイル3が基点のコイル1の位置に、コイル1が基点のコイル2の位置に、コイル2が基点のコイル3の位置に回転します。動作はその繰り返しになり240度、360度と右回転します。

第2章 ブラシレスモーターの駆動原理

モーターの駆動原理(1)
モーターの駆動原理(2)
ブラシ付きDCモーターとブラシレスモーター
ブラシレスモーターのシーケンス
極、相、スロットの関係