誘起電圧による位置検出

これは、「誘起電圧による位置検出」を説明した図です。

誘起電圧による位置検出

超小型モーターや、安価なモーターではセンサーを付けるスペースがないため、誘起電圧によるローター位置検出を行っています。

ローターが回転することで発生する起電力(誘起電圧)の波形により位置を特定する方法です。
誘起電圧によるローター位置検出ができるのは矩形波駆動のみです。U相、V相、W相の3組のコイルの内オフになっている相が必ず 1組存在しており、その通電していない相でモーター駆動波形の振幅が1/2になるポイントを検出することで、ローターの位置を60度毎に特定します。
欠点としては停止状態では起電力が発生しないため位置の検出ができないことです。

第3章 ブラシレスモーターの技術説明

ブラシレスモーター技術説明
PWMとは
インバーターとは
ドライバーとは
ホールセンサーによる位置検出
矩形波駆動とは
正弦波駆動とは