3-3-1. 順序論理回路(ラッチ)

ラッチ
(例:74VHC157)

ラッチは、データをある条件下で保持することが出来ます。
ラッチにはDラッチ、RSラッチなどの種類があります。ここではDラッチを例に動作を説明します。
入力信号(D)、ラッチイネーブル信号(LE)、出力(Q)で構成されるDラッチ製品の場合、ラッチイネーブル信号(LE)がLの時には直前の出力(Q)が保持されますが、ラッチイネーブル信号(LE)がHの時には入力論理と同じ論理が出力されます。以下にタイミングチャートを示します。

ラッチの論理記号/真理値表
ラッチの論理記号/真理値表
ラッチの論理回路図
ラッチの論理回路図
ラッチのタイミングチャート
ラッチのタイミングチャート

3章 CMOSロジックICの基本回路

3-1. CMOSロジックICの基本回路
3-2-1. 組み合わせ論理回路(インバーター、バッファー)
3-2-2. 組み合わせ論理回路(双方向バスバッファー)
3-2-3. 組み合わせ論理回路(シュミットトリガー)
3-2-4. 組み合わせ論理回路(デコーダー)
3-2-5. 組み合わせ論理回路(マルチプレクサー)
3-2-6. 組み合わせ論理回路(アナログマルチプレクサー/デマルチプレクサー)
3-2-7. 組み合わせ論理回路(アナログスイッチ)
3-3-2. 順序論理回路(フリップフロップ)
3-3-3. 順序論理回路(カウンター)
3-3-4. 順序論理回路(シフトレジスター)

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