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バスラインには、データバス、アドレスバス、そしてコントロールバスの3種類があります。なお、各バスラインは連携して働きます。
データバスは、CPUとメモリー、CPUとI/Oの間でデータのやり取りを行うための信号線のことで、指定された場所に格納されているデータを扱います。やり取りされるデータは、演算するための数値やその演算結果、外部機器からの入力信号や外部機器に出力する信号などです。
アドレスバスは、メモリーやI/Oの場所を指定するための信号線です。データのやり取りを行う場合、データの取り出し先、あるいはデータの格納先を指定する必要があります。この場所を指定するのがアドレスバスです。
コントロールバスは、アドレスバスで指定された場所に対して、読み出しを行うのか、書き込みを行うかを指定する信号線です。アドレスバスで指定されたメモリーやI/Oは、コントロールバスにより書き込みを指示された場合は、データバスで送られて来たデータを受け取ります。コントロールバスにより読み出しを指示された場合は、データバスにデータ出します。