NVICによるテールチェーン制御

例外/割り込み動作処理のタイミング改善について説明します。
Arm® Cortex®-M3はNVICによる制御により、PUSH/POP処理が高速になっています。
また、割り込み要求を同時または割り込み処理中に優先度の高い割り 込み要求が発生した場合、PUSH/POP動作によるレジスターの自動退避を省略し、処理タイミングの改善を図っています。

これは、「例外(NVICによるテールチェーン制御)」を説明した図1です。
これは、「例外(NVICによるテールチェーン制御)」を説明した図2です。
これは、「例外(NVICによるテールチェーン制御)」を説明した図3です。

第2章 Arm® Cortex®-M3

ハードウェア構成
NVIC(Nested Vectored Interrupt Controller)
メインコア
レジスター構成
レジスターの役割
PC, LR
スタックポインター
スタックポインターへのPUSH/POP
特殊レジスター
動作モードとスタックポインター(1)
動作モードとスタックポインター(2)
例外(リセット,割り込み,フォールト,システムコール)
NVICの役割
メモリーマップ
Arm® Cortex®-M3仕様のメモリーマップ
TX03シリーズTMPM330実装例のメモリーマップ
ベクターテーブル(1)
ベクターテーブル(2)
ビットバンド領域とビットバンドエイリアス領域(1)
ビットバンド領域とビットバンドエイリアス領域(2)

※ArmおよびCortexはArm Limited(またはその子会社)のUSまたはその他の国における登録商標です。