「第5章 光半導体」のPDFダウンロード (PDF:1.8MB)
LED(Light Emitting Diode)は、化合物半導体のpn接合に順方向電流を流すことにより発光します。
発光ダイオードに順電流を流すと、キャリア(電子とホール)が移動します。p型のホールがn型領域へ、n型の電子がp型領域へ移動します。この注入されたキャリアが再結合し、再結合前後のエネルギーの差が光として放出されます。
放出される光は、化合物半導体のエネルギーバンドギャップ(Eg)により異なります。
(備考:通常のSiダイオードは、再結合のエネルギーが熱に変わってしまう為、発光しません。)