フォトカプラーの特性 トリガーLED電流

トリガーLED電流
ロジック出力ICカプラーフォトリレートライアック出力カプラーなどでは、その出力動作を行うために必要な、トリガーLED電流が規定されています。

「トリガーLED電流」 
 = 「状態変化の引きがねとなるLED電流」
 = 「出力の状態を変化させるために必要なLED電流」

記号としては、IFT、IFLH、IFHL などが使用されます。
データシートに記載のトリガーLED電流は、製品での規定値を記載しています。従って、最低でもトリガーLED電流(最大値)以上のLED電流を流す必要があります。

フォトカプラーの特性 トリガーLED電流

例)
IFを0mAから徐々に増やし、 IF=3mAを入力したときに
出力がオフ状態からオン状態に移行した場合、 IFT= 3mA

トリガーLED電流

トリガーLED電流は回路設計や寿命設計において重要な項目です。

第5章 光半導体(アイソレーター/ソリッドステートリレー(SSR))

光半導体の種類
LEDの発光原理
LEDの発光波長
フォトカプラーとは
フォトカプラーはなぜ必要か
フォトカプラーの種類と機能
パッケージと安全規格
フォトカプラーの内部構造
主な安全規格
フォトカプラーの特性 変換効率
フォトカプラーの経年変化
フォトカプラーの使い方
フォトカプラーの使い方 入力電流
フォトカプラーの使い方 出力電流
フォトカプラーの使い方 出力側抵抗RL
フォトカプラーの使い方 確認

関連情報