「第5章 光半導体」のPDFダウンロード (PDF:1.8MB)
フォトカプラーは、一次側(入力:LED)と二次側(出力:受光素子)が、電気的に絶縁されているため、一次側と二次側の電位が異なる(GNDレベルなども)場合でも、一次側の電気信号を二次側に伝えることができます。
下図のインバーターへの応用例ではマイコンなどの制御部は通常数Vの低電圧にて動作します。このマイコンからの信号を、カプラーを介して200Vなどの高電圧で使用されるIPMやIGBTへ伝達することで、高電圧系の部品をマイコンから直接制御することが可能となります。
*フォトカプラーは、目的に合わせた色々な出力形態の製品が用意されています。