フォトカプラーの内部構造

フォトカプラーには、要求される絶縁性能、パッケージサイズ、内部チップの大きさなどさまざまな制約があるため、パッケージ内部構造に様々な種類があります

対向型シングルモールド
LEDを実装したフレームと受光素子を実装したフレームが向い合って(対向)モールドされます。

対向型シングルモールドフィルム入り
絶縁耐圧を上げるために、ポリイミド系のフィルムがLEDと受光素子間に挿入されています。

対向型ダブルモールド
対向型の構造で、内部が白モールド、外部が黒モールドされています。

反射型
LEDを実装したフレームと受光素子を実装したフレームが同一平面上にある構造です。LED光がシリコン系樹脂の内部で反射され、受光素子に届くことから、反射型と呼ばれます。

対向型シングルモールド
対向型シングルモールド
対向型ダブルモールド
対向型ダブルモールド
対向型シングルモールド フィルム入り
対向型シングルモールド フィルム入り
反射型
反射型

第5章 光半導体(アイソレーター/ソリッドステートリレー(SSR))

光半導体の種類
LEDの発光原理
LEDの発光波長
フォトカプラーとは
フォトカプラーはなぜ必要か
フォトカプラーの種類と機能
パッケージと安全規格
主な安全規格
フォトカプラーの特性 変換効率
フォトカプラーの特性 トリガーLED電流
フォトカプラーの経年変化
フォトカプラーの使い方
フォトカプラーの使い方 入力電流
フォトカプラーの使い方 出力電流
フォトカプラーの使い方 出力側抵抗RL
フォトカプラーの使い方 確認

関連情報