2-12. SBDの金属による差

ショットキーバリアダイオード(SBD)の金属による差

SBDの場合、金属はpn接合ダイオードのアノードとして働きます。また、半導体はn層だけですので動作の担い手は、電子(エレクトロン)のみとなりMOSFETと同様にユニポーラー素子となります。
金属材料によりシリコンのエネルギー準位と金属との差(エネルギーギャップ)が異なります。
この差をΦBと表し、大きい金属の代表格は Pt(白金)、低い金属は V(バナジウム)や Ti(チタン)があります。ΦBが大きい金属を使用すると低漏れ電流ですが、順電圧VFは大きくなります。ΦBの小さいVやTiではその逆の特性となります。

第2章 ダイオード

2-1. ダイオードの種類
2-2. 整流ダイオードの働き
2-3. 整流ダイオードの順方向特性
2-4. FRD
2-5. 定電圧ダイオード
2-6. ESD保護用ダイオード
2-7. ESD保護用ダイオードと定電圧ダイオードの違い(1)
2-8. ESD保護用ダイオードと定電圧ダイオードの違い(2)
2-9. 可変容量ダイオード
2-10. ショットキーバリアダイオード(SBD)
2-11. SBDの逆回復特性
2-13. 各種ダイオードの特性と応用

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