1-9. 注意すべきノイズ

CMOSロジックICを使う場合は、スイッチング時に発生するノイズに注意が必要です。

注意すべきノイズ

ノイズの主な種類として
    (a) スイッチングノイズ
    (b) 反射ノイズ
    (c) クロストークノイズ

があります。(下図参照)

これらは出力波形のスルーレート(di/dt または dv/dt)、および配線が原因です。
この他に複合的な条件で発生するEMIノイズや、周囲の電子機器が発生させるEMSノイズにも注意が必要です。

CMOSロジックIC 使用上の注意

1-1. 未使用入力端子の処理について
1-2. 入力信号の立ち上がり時間、立ち下がり時間の規定について
1-3. 出力端子の短絡・出力衝突について
1-4. CMOS出力端子への負荷容量接続について
1-5. 消費電流、消費電力の計算方法
1-6. 入力トレラント機能を活用した電圧レベル変換
1-7. パワーダウンプロテクション機能の応用事例(パーシャルパワーダウン)
1-8. 各シリーズの入力トレラント機能/出力パワーダウンプロテクション機能一覧
1-9-1. スイッチングノイズの対策
1-9-2. 反射ノイズの対策
1-9-3. クロストークの対策
1-10. ハザードの対策
1-11. メタステーブル対策
1-12. ラッチアップ対策
1-13. ESD対策

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